
活動レポート
「知ってもらう」ことから、
すべてが始まる
10月16日(金)、10月の月例会をE:N BASE(エンベース)で開きました。E:N BASEで開く初めての月例会で、会員でない方も参加できるオープン回です。講師は「はれ|おしゃれ愛媛」を運営するはれさん。SNSとの向き合い方を、会場での実演を交えて話していただきました。
OPENING
E:N BASEで、初めての月例会
会場は、愛媛県庁第二別館にある官民共創拠点「E:N BASE」。会員に加えて一般の方も参加でき、この日初めてE:N BASEを訪れたという方も多くいました。
18時30分、EIBからの連絡と講師の紹介で開会。続いて、新しく入会した方の紹介がありました。正規会員と学生会員の新しい仲間が前に並び、一人ずつあいさつ。その後、はれさんの講演が始まりました。
SPEAKER
名もない自分を、
地域のみんなが知っている人に
はれさん(河野 誉世さん)は松山市出身。理学療法士として病院に勤めたあと、「もっと自由に生きたい」とSNSの道に進みました。目指したのは、SNSを教える人。そのためにまず自分が知られる存在になろうと、「はれ」を立ち上げたそうです。
始めた頃、愛媛にはすでに大きなアカウントがいくつもありました。後から来た自分が、どうすれば抜け出せるのか。はれさんが大切にしたのは、ほかにない「強み」をつくること。そして、目標を言葉にして宣言し、応援してもらうことでした。
目標を発信し続けるうちに、コメント欄には「応援してるよ」という声が増えていきます。運用を始めて50日で、フォロワーは1万人に届きました。
後発でも、強みをつくり、目指す場所を宣言すれば、応援してくれる人が現れる。
POSITION
Googleと、SNSは役割が違う
講演の本題は、GoogleとInstagramの違いから始まりました。
Googleは、知りたいことがある人が、自分から探しに来る場所。SNSは、まだその会社やお店を知らない人に、ふと気づいてもらう場所。
どちらが良い・悪いではなく、役割が違う。だからこそ、合わせて使うことで力が大きくなる――という整理です。Instagramはもう若い人だけのものではなく、幅広い世代が使っていることにも触れていました。
AWARENESS
知ってもらうことが、
いちばんの土台
集客や採用といったゴールがあっても、まず知ってもらわなければ何も始まらない。SNSのいちばんの役割は「知ってもらうこと」だ、という話が印象に残りました。良いものでも、知られていなければ、選ばれることはありません。
そのために力を持つのが動画です。写真や文字だけでは伝わりにくい、その場の空気感や人柄、安心感まで届けることができます。
そして、SNSを見ている人の多くは、何かを探しているわけではありません。だからこそ、最初に「誰に」向けたものかを示し、その人に一瞬立ち止まってもらうことが大切だ、と繰り返し語られました。
何を伝えるかの前に、誰に伝えるか。
LIVE DEMO & Q&A
その場で、AIが動画を仕上げた
後半は実演です。はれさんは、会場に来る前に撮ったばかりの、まだ編集していない動画をAIに渡し、話しかけるように編集をお願いしました。講演と質疑が進むあいだに、文字や音楽の入った動画ができあがり、会場で披露されると驚きの声が上がりました。
質疑応答では、会場から次々に手が挙がりました。AIにどこまで任せられるのか。人が考え、手を入れるべきところはどこか。参考にするものをどう選ぶか――。時間いっぱいまで質疑が続き、参加した会員からは「明日から、自分でも発信してみたい」という声も聞かれました。
E:N BASE
行政と民間が、課題の段階から一緒に
続いて、会場のE:N BASEについて、コミュニティマネージャーの西中さん(株式会社アトミカ)にご紹介いただきました。
E:N BASEは、行政だけ、一社だけでは解決が難しい課題を、課題を決める段階から行政と民間が持ち寄って企画していく場所として生まれた施設です。県の職員と民間の職員が常駐し、専門家に相談できる仕組みもあります。行政とだけでなく、民間どうしで自由につながってほしい、というお話でした。
FROM EIB
EIBからのお知らせ
会の終盤は、会長の高橋からEIBのお知らせです。EIBのような起業家の学びの場「イノベーションベース(IB)」が全国20府県にあること、そして10月に山梨で開かれた全国のIBが集まる大会「LEC山梨」の報告がありました。大会で聞いた瀬戸健さん(RIZAPグループ)と佐藤尊徳さん(政経電論)の対談から、何度も谷に落ち、そのたびに立ち上がってきた経営者の歩みを紹介しながら、EIBに入るとできること――毎月本音で話すフォーラム(IBF)、仲間の会社を訪ねるLALA、メンター・メンティ、テーマを決めて学ぶラーニング――を伝えました。
あわせて、11月から始まるAIラーニング会の追加募集、学校・自治体連携委員会による学生ピッチコンテストの告知、今期の年間スケジュールもご案内しました。
THANK YOU
最後はみんなで記念撮影
最後は参加者全員で記念撮影をして閉会。その後は会場を「焼き鳥天。」に移して懇親会へ。
はれさん、ご参加のみなさま、ありがとうございました。
INTERVIEW
講演の前に聞いた話
月例会の前に、運営委員の佐々木がはれさんにインタビューしました。前編・後編の2回でお届けしています。
前編後発から50日でフォロワー1万人
「情報量では勝てない」と気づいた日。はれさんという人と、勝負の入口まで。
後編「応援」でフォロワーは増える
そして、SNSはもうAIの話になっていた。
次回の11月月例会は、11月13日(金)。steraホールディングスの洙田政和さんをお迎えします。

