一般社団法人 愛媛イノベーションベースEHIME INNOVATION BASE
EIB MONTHLY MEETING 2026.10.16
後発から50日で
フォロワー1万人
「情報量では勝てない」と気づいた日——10月16日の月例会でご登壇いただく「はれ|おしゃれ愛媛」はれさんに、事前にお話をうかがいました。
- 2026.10.16(金)18:30〜20:10
- E:N BASE(松山市一番町)
- セミナー参加費 無料
- ゲスト参加OK
〈会員のみなさまへ〉
「SNS、やらなきゃとは思ってるんだけど」と言っている知り合いがいらっしゃったら、この記事をそのまま転送してください。ゲストの方もご参加いただけます。
——EIB運営委員 佐々木
こんにちは。EIB運営委員の佐々木です。
今回は、10月16日に開催する月例会の講師の方にインタビューを実施してきました!
今回の講師は「はれ|おしゃれ愛媛」のはれさん。Instagram5.8万人、TikTok3万人。
数字だけ見ると、遠い世界の話に聞こえます。ところが本人に聞くと、出発点はこうでした。
「僕は0投稿。有名インフルエンサーはもう3,000投稿。」
後発で、情報量では勝てない。そこからどのようにして、50日で1万人までフォロワーを伸ばしたのか?
想像以上に面白い話が聞けたので、前編・後編の2回に分けてお届けします。前編は「はれさんという人」と、勝負の入口まで。
聞き手・文:佐々木優大(愛媛イノベーションベース 運営委員)
ORIGIN
「なんか自由になりたいなと思って」
最初の質問で、いきなり出鼻をくじかれました。
——そもそも、SNSをしっかり始められたきっかけって、どういうきっかけだったんですか。
「なんか自由になりたいなと思って。」
それだけ。
——それまでは何をされていたんですか。
「高知県で理学療法士やってました。2年経つ前に向こうを辞めちゃって。でも、なんか嫌だなっていうか、この将来に対する不安感を感じてしまって。それで独立してもっと給料を増やしたいなと思って、ピラティスの免許を取ったんですけど。
病院、場所と時間に縛られる。ピラティススタジオ、場所と時間に縛られる。『はっ、一緒のことしよったわ』ってなって。
もっと自由に生きれるのはもうSNSだ、みたいな。……、そんなノリでしたね。」
免許を取ってから気づいた、というのが面白い。
資格を積み増すほど自由になれるはずが、置き換えただけだった。
ここで方向性を変えられる人は、そんなに多くないと思います。
「はれ」は、はれさんではない
自由になりたい。そこからSNSまでは、まだ距離があります。
「3年前ぐらいなんで、『SNS発信で自由な生活しませんか』みたいなYouTube広告がよく流れてたような時代って、なんとなく分かると思うんですけど。その時代で。」
あの頃の空気を覚えている方も多いはずです。ただ、はれさんが決めたのは「発信する人になる」ではありませんでした。
「で、SNSやろう。でも全国的に有名になるのは無理やな。SNSを教える人になりたい。有名になろうと思って、『はれ』を作ったって感じです。」
作った、と言いました。
「名前も『はれ』っていう名前は、僕、本名でもないので。はれさん、はれくんって言われるんですけど、なんか『2文字・ひらがな・男性・愛媛』——おらんな、みたいな。本当に、そのレベルから入りました。」
空いている枠を先に探して、そこに入る人物を後から作る。商品開発と同じ順序です。ご本人は終始「そんなノリ」と言いますが、一手目からこれをやっています。
——独学でまずやってみよう、ではなく、いきなりコンサルを入れようと考えられたんですか。
「もうほぼいきなりです。『もうやろう』って。1人じゃ無理やし。SNSやってるけど動画編集とかできんし、とかなったんで。もう学んだほうが早い、近道やって感じでしたね。」
教わった相手は、いま全国のアカウントが多数所属するコミュニティを率いている方だそうです。はれさんは現在、そこの運営側にも携わっています。
立ち上げは、ひたすら泥臭い
では、実際の立ち上げは何が大変だったのか。
——最初、しんどかったなということは。
「撮影とか編集ですかね。やっぱり、もう自分で行って『撮っていいですか』って。もうアカウントもないのに言ってるし。
『どんなアカウントで発信されるんですか』『いや、アカウントはまだなくて。けど、愛媛でこういう活動したくて』——っていう説明をしなければならなかった。」
当時は、SNSでの発信そのものへの警戒も残っていたといいます。
「3年前とか、2年半前ぐらいなんですけど、まだ許可取ってやってる人、多分少なかったと思うんですよ。」
断られる。撮らせてもらえても、自分でお金を払って食べて、撮る。それでも足りない。
「取っても、自分でお金払って飯食って、『やばい、撮影ストックない』みたいなのがしんどかったなっていう。あとは社会人しながらやったので。」
——二足のわらじだったんですね。
「そうです。就職してやりながらやったので。でも50日で1万人って感じです。」
さらっと言われましたが、ここが今日いちばん聞きたかったところです。
TURNING POINT
僕は0投稿、向こうは3,000投稿
——50日で1万人。この立ち上げが一番大変だと思うんですが、意識されたことは。
ここから、はれさんの話す速度が上がりました。
当時すでに、愛媛には先行する大きなアカウントがありました。向こうは3,000投稿。こちらは0投稿。
「僕がじゃあ3投稿しましたとかってなって、どっちフォローしますかっていうと、圧倒的情報量でこっちじゃないですか。有名インフルエンサーが好きでフォローするんじゃなくて、情報が多いんでこっちフォローするんですよ。」
フォローされる理由が「情報の多さ」である限り、後から来た者は構造的に負ける。そういう話です。
そして、自分の位置をこう説明されました。
「僕が1万人になってから、その後に1万人を超えた人は1人だけなんですよ。それぐらい後発なんですよ、僕。
ってことは、この人たちを抜かないといけないっていう。ビジネスとして名前を呼ばれたいが一番なんで。……トップ層はごぼう抜きしなきゃいけなかった。」
情報量では勝てない。時間でも勝てない。では、何で勝つのか。
答えは一言でした。
「誰もやってない方法なんやろうと思ったら、応援だったんですよ。」
NEXT
応援?
正直、その場では意味が取れませんでした。
フォロワーは情報の量で決まる——直前にそう聞いたばかりです。そこへ「応援」と言われても、すぐには結びつきません。
ただ、ここから聞いた話が、この取材でいちばん面白いところでした。SNSの話だと思って聞いていたら、途中から完全に経営にもリンクする話に変わっていったんです。
後編(10月2日公開)では、その一部を特別に公開します!お楽しみに!
▶ 後編を読む:「応援」でフォロワーは増える——そして、SNSはもうAIの話になっていた
※10月2日公開予定
INFORMATION
10月月例会 開催概要
「どんな方に聞いてほしいですか」には、こう返ってきました。
「SNSやってみたいなとか、企業認知取りたいなとか、最近流行りのSNS採用とか、そういうところをやってみたいなっていう人には聞いてほしいかもしれないです。」
業種は問わない、とのことです。第5期最初の月例会で、愛媛県官民共創拠点「E:N BASE」での初開催になります。
| 名称 | EIB 2026年10月 月例会 |
|---|---|
| テーマ | 最新版Instagramビジネス活用セミナー 〜「はれ|おしゃれ愛媛」に学ぶ、地方企業がフォロワーとファンを爆増させる実践ノウハウ〜 |
| 講師 | SNSコンサルタント・インフルエンサー はれ 氏 |
| 日時 | 2026年10月16日(金)18:30〜20:10(受付18:00〜) |
| 会場 | E:N BASE(エンベース)1階 E:N STAGE 松山市一番町4丁目4番地2(愛媛県庁新第二別館) ※開始時間・開催場所にご注意ください ※公共交通機関または近隣のコインパーキングをご利用ください |
| 参加費 | セミナー 無料 |
| 当日の流れ | 18:30 EIB連絡事項・講師紹介 18:40 講演 19:30 質疑応答 19:50 EIBからのお知らせ 20:10 閉会・移動 |
| 懇親会 | 20:30〜22:30/焼き鳥天。(松山市二番町3-4-15) 別会場・有料(会員・一般5,000円/学生会員・学生3,000円) |
| 申込 | 10月9日(金)まで。ご出席される方のみお申し込みください |