EIB 2022年5月月例会 開催レポート

2022年5月27日(金)、愛媛イノベーションベース(以下EIB)5月月例会を開催いたしました。

EIBのコンテンツとして初回となる月例会は、フリースペース ジョー・プラ(松山市朝生田町)で行われ、40名以上の方にご参加いただきました。

講師

ベイシス株式会社
代表取締役社長 吉村公孝

ベイシス株式会社
代表取締役社長 吉村公孝

ベイシス株式会社のご紹介

“最先端を当たり前にし、「超スマート社会」を創り支える会社”であることを掲げ、モバイル、IoTエンジニアリングサービスなどの「インフラテック事業」を提供されています。

ベイシス株式会社コーポレートページ

創業から上場までの軌跡

広島の田舎出身であると自己紹介された吉村社長。創業から21年、3度目の挑戦で上場を果たしたという、ご自身曰く「泥臭い」エピソードを語られました。

サラリーマンを辞め、たった一人で自宅マンションで起業。得意分野に集中し事業を着実に拡大していった一方、地方や業界のしがらみの中で葛藤を抱き、全国で勝負することを決断されたといいます。

全国に拠点を展開し会社が大きくなったタイミングで、リーマンショックの影響もあり大きなピンチを迎えた吉村社長。事業を立て直すために全社員一人ひとりと向き合い、会社の立て直しに奔走されました。ヴィジョンやミッションを社員としっかりと共有することの大切さを痛感するエピソードでした。

また、上場のためには攻めの部分だけではなくコンプライアンスやガバナンス強化、リスク管理という守りの部分も大切だと説かれます。新規事業や子会社の赤字化、資金繰りの悪化という試練を知見に変え、ついに上場を果たされました。

ご講演後は、学生時代からサラリーマン時代の起業意識の変遷や、社員採用で意識することなどについて闊達な質疑応答が行われました。

幾度もの困難を乗り越えて東証の鐘を鳴らした吉村社長。その怒涛の21年間で得た知見をシェアしていただいた、非常に貴重な時間となりました。

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毎月の月例会や経営者同士によるフォーラムの実施によって、オール愛媛で地域を支え、そして日本を変えていく起業家・経営者への成長を目指しています。

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