EIB 2023年4月月例会 開催レポート

2023年4月14日(金)、愛媛イノベーションベース(以下EIB)4月月例会を開催いたしました。

講師

株式会社 レバレッジ
代表取締役 只石 昌幸

講師のご紹介

1975年群馬県生まれ。
法政大学卒業後、株式会社キーエンスへ入社しマーケティング戦略を学ぶ。退職後、2006年にレバレッジを起業。
2016年よりフィットネス領域でメディア運営を開始し、2019年にフィットネスブランド『VALX』を立ち上げると、10ヶ月で月商1億円を達成。

手がけるビジネスは全て『日本一』か『誰もやらないことしかやらない』と決めている。
チャンネル登録63万人を誇るYouTubeを中心に、広告に頼らないマーケティング戦略で2021年に売上が前年比362%を達成し、EO成長率アワードを受賞。
趣味の空手では、新極真塚本道場に所属。黒帯取得、シニア部門世界ベスト8位。

なぜ、VALX は超レッドオーシャンのプロテイン市場で最後発にもかかわらず圧倒的に勝ったのか

キーエンスでの勤務を経て、個人事業などを経験したのち株式会社レバレッジを創業した只石社長。競合ひしめくレッドオーシャンのプロテイン業界にもかかわらず、VALXを国内でもトップレベルのシェアを誇るブランドに成長させました。

その秘訣は、参入する市場を選び抜くことであると語られます。たとえレッドオーシャンであっても、市場自体が成長を続けていれば、シェアを伸ばす余地は十分にある。成長できる市場を選び、そこで圧倒的なNo.1を目指す戦略を立てることが重要だと力説されました。

VALXブランド成長の秘密は、その広告比率の小ささにあります。広告費を大量に投下して売り上げを伸ばすことが定石のD2C業界では珍しく、広告比率は非常に小さい水準だといいます。

広告に投資する代わりに、ブランドの熱狂的なファンを作ること、ファンとのコミュニケーションを通してファンの輪を広げていくことこそが、VALXがシェアを伸ばし続けているカギだと語られました。その根幹には、数字のためではなく、「VALXを買ってくれる人をいかに喜ばせることができるのか」という顧客視点の熱い想いがありました。

経営者が目指すべきものについても、非常に熱い言葉をいただきました。いわく、「レバレッジでは圧倒的1番を"死んでも"目指す。それしか、やらない

どの業界、業種であっても、経営者が目指すべきは「圧倒的な1番という光景」だと繰り返し語られた只石社長。熱意と経験に裏打ちされたその言葉に、参加者の皆様もまなじりを決し、改めてEIBの同志たちと挑戦を続ける意思を固められた様子でした。

EIBでは、愛媛から日本を変える経営者を募集しています

EIBは、起業家、経営者としての成長を実現するための学びの場です。
毎月の月例会や経営者同士によるフォーラムの実施によって、オール愛媛で地域を支え、そして日本を変えていく起業家・経営者への成長を目指しています。

共に学び、成長し、挑戦を続けたい起業家・経営者の皆様、経営を志望される社会人や学生の方は、ぜひEIBにご加入ください。

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